環境にやさしい神戸をつくる。

親子でチャレンジ！ごみ減量ミッション

ミッション2：次の人へバトンを渡そう！子ども服やおもちゃをリユース

やぁ、こんにちは。元気だったかい？

わたしは、少し先の未来からやってきたミスター・グリーン。

 

未来の神戸を温暖化から救うには、2025年のみんなが、

地球環境にやさしい生活をしてくれることが大切なんだ。

 

そのためのミッションに、今回もぜひ協力をお願いしたい。

 

1つ目のミッションはごみ分別クイズだったね。

たくさんチャレンジしてくれてありがとう！

ごみ減量に大切な「3R（リデュース・リユース・リユース）」を覚えているかい？

 

今回は、くりかえし大切に使う「リユース」のミッションに、チャレンジしてもらいたい。

むずかしく考えなくてOK。やることは2つだけだ。

 

①家の中にある、小さくなった服や使わないおもちゃ、読まない絵本を探してみよう。

②「リサイクル工房」など、リユースできる場所へ持って行こう。

 

おうちの人と一緒に、ミッションクリアを目指そう！

 

“自分はもう使わないけれど、まだ使える物”は、あるかな？

「リユース」とは、物を大切にくりかえし使うこと。

自分が使わなくなってもすぐに捨てず、次に使いたい人にゆずることは「リユース」なんだ。反対に、誰かが使わなくなった物をゆずりうけて使うことも「リユース」だね。

 

自分が大切にしてきたおもちゃや、絵本を捨てるのは、だれだって悲しい。

それを、捨てずに次の人にゆずって、喜んでもらえたら、うれしい気持ちになるね。

 

しばらく読んでいない絵本はあるかな？

遊ばなくなったおもちゃはあるかな？

小さくなって入らない服はあるかな？

おうちの人と一緒に探してみよう。

 

いくつか見つかったら、次はまだ使えるかどうかチェックしよう。

 

ポイントは、「自分がもらっても、うれしいかな？」ということ。

ひどく汚れていたり、壊れているものは、うれしくないよね。

 

どんなものが集まったかな？

 

ここまでできたら、「ミスターグリーンとの約束カード」にスタンプを押すか、シールを貼ろう！

 

持って行くだけ！リユースって、ちょっとうれしい

 

リユースできそうなものが見つかったら、次は、ゆずる人を見つけよう。

いとこや友達、友達のきょうだいに、小さい子がいたら、使ってくれるかもしれないね。

 

小さい子が周りにいない時は、どうやってゆずったらいいかな？

リユースショップやフリーマーケットなど、いろんな方法があるけど、今日は神戸市が運営するリサイクル工房を紹介するよ。

ここに持っていくだけで、ほしい人に使ってもらえるんだよ。

 

・リサイクル工房あづま　（神戸市中央区吾妻通4丁目1-6　コミスタこうべ2F）

・リサイクル工房ほくしん　（神戸市北区藤原台北町1-23）

 

「リサイクル工房あづま」に行ってきたので、紹介するよ。

 

リサイクル工房では、神戸市民が使わなくなったベビー服・子ども服、育児用品、おもちゃ、絵本を無料で引き取ってくれるんだ。

 

そして、神戸市民なら、ほしいもの・使いたいものを、月に2点まで（絵本・古本は月に3点まで）、無料で持ち帰れるよ。

 

では、さっそく「リユースしてみよう」のミッションにチャレンジだ。

 

リユースしたいものを持ってきたら、まずは受け付けしよう。
スタッフさんが笑顔でむかえてくれたよ。

ベビー服・子ども服は、きれいに洗濯してから持っていこうね。サイズや季節で分けておくと、とても助かるんだって。

 

持ってきたものを渡すだけなら登録もいらないんだ。

おうちの人に名前や住所を登録してもらえば、気に入ったものを持ち帰ることもできるよ！

とってもカンタンだね。

 

スタッフの方に聞いてみると、子ども用品は1年で約3万点も集まって、約1万1千人が来たんだって（2024年度）。

「ずっと品物がとぎれることがないのが、すばらしいことだと思います。
　捨てずに、だれかに使ってほしいという、みなさんの思いがつながって、
　ここまでずっと続いてきました。こんなにすてきな場所があることは、神戸の誇りです」

と、にっこり笑って話してくれたよ。

 

受け付けの部屋のとなりにある、リユース品が集められた部屋は、まるで子ども服のお店みたい。

きれいにサイズ別に並べられていて、とっても見やすいし、探しやすい。

生まれたての赤ちゃんから150cmサイズまで、こんなにたくさんそろっているなんて、びっくり！赤ちゃんがおなかにいるお母さんの服（マタニティウェア）もあるよ。

 

靴もあるし、入学式や卒業式、七五三の服や、ランドセルや絵の具バッグなどの学用品もある。

 

おもちゃも、こんなにたくさん！いろいろな年の子が遊べるおもちゃがそろっていたよ。
動かないおもちゃも、リユースできないおもちゃの部品を使って、修理しているんだって。

次に使う人が気持ちよく使えるように考えて、スタッフさんが

壊れていないか、汚れていないかをチェックして、きれいに並べてくれているんだね。

 

リユースするものを持ってきたついでに、自分がほしいものを持って帰ってもいいんだよ。

新しいものを買わずに、リユース品を使うことは、環境にやさしいアクションだね。

 

使わなくなったものを、ごみとして捨てないで、こうしてだれかにまた使ってもらえる。

気持ちよくバイバイして、次の人にわたせるリユースができると、なんだかうれしいね。

 

ミッションクリアしたら、カードにスタンプを押すか、シールを貼ろう！

 

次のミッションにも、ぜひチャレンジしてほしい。

また会おう！

 

＜もっと知りたい人へ＞

神戸市　育児・子供用品、古本の引取と提供