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パッケージを使って新しい発想をしてみよう!
ネスレ×アーティスト大月ヒロ子さんによるリユースアートワークショップ

2021年11月22日(月)兵庫県立神戸商業高校

皆さんは「ネスカフェ エコ&システムパック」をご存じですか?スーパーなどで見たことがある方も多いのではないでしょうか。詰め替えが簡単にできる機能性とともに、紙でできているのでプラスチック削減につながる、環境に配慮した詰め替えコーヒーなんです。
他にもネスレ製品では「キットカット」の外袋が紙製になったことでも話題になりました。
今回は神戸商業高校で行われた、ネスレ製品の「ネスカフェ エコ&システムパック」と「キットカット」のパッケージを使ったワークショップをレポートします。

兵庫県立神戸商業高校が行うSDGsを取り入れた教育

兵庫県立神戸商業高校は、学校全体でSDGsに力を入れています。SDGsに熱心な先生が多く、それぞれの得意分野で取り組みを行っているそうです。生徒がさまざまな社会課題に触れられる機会が作られています。

今回は、会計科の1年生と2年生のそれぞれ1クラスがワークショップを体験。
会計科長の武貞先生が、ワークショップ実現のきっかけを教えてくださいました。
「神戸商業では、課題研究という授業があります。会計科2年生の今年のテーマは投資とSDGs。今、投資の世界でもSDGsに力を入れている企業に注目が集まっています。生徒が企業を調べたところ、ネスレさんが注目企業としてヒットしました。夏休みには、メールでインタビューをさせていただいて。そうしたご縁もあって、今回のワークショップが実現しました。」
ワークショップが始まる前に、たくさんのパッケージが教室の中央に置かれていきます。教室に入ってきた生徒達は、何が始まるのか少し緊張気味の様子。

 

ネスレが行う資源を大切にする取り組み

はじめに、ネスレ日本株式会社より、企業の取り組みが紹介されました。
ネスレでは、「地球のために」という想いで、未来の世代のために資源を大切にする取り組みを行っています。最近では、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構JAXAと、大人気マンガ宇宙兄弟の3者が共同で、 親子で楽しく地球環境について学ぶプロジェクト「#NescafeOurPlanet (ネスカフェアワープラネット)」が進められているそう。
今回の教材である「ネスカフェ エコ&システムパック」は、2008年の発売以降、改良を重ね環境に配慮した紙の詰め替え容器として進化させてきました。最近ではスーパー等での回収も行っており、今回のワークショップにあたり神戸商業高校にも回収BOXが設置されました。回収された容器は、ノートや絵本などに生まれ変わっています。

廃材を使ったリユースワークショップ

ワークショップの講師は、アーティストであり有限会社イデア代表取締役 大月ヒロコさん。廃材を分類して新しいものをつくりだす活動をされています。
ワークショップの内容は、「ネスカフェ エコ&システムパック」や「キットカット」のパッケージを使って、自由な発想で形を作り写真を撮って表現するというもの。
その中で廃材にも価値があるという事に気づいてもらうことを目的としています。

大月さんは生徒の皆さんに、ワークショップで大切にしてもらいたいことを伝えます。
「まずは、よく観察することです。分解したり、透かして見たりすることで新しい発想が生まれやすくなります。」
大月さんが取り出したのが、カップの蓋を集めて作られたおしゃれな照明。よく見てみると、「ネスカフェ エコ&システムパック」の容器の一部を切り取って組み合わせているようです。

大月さんの合図で、生徒の皆さんがそれぞれ制作を始めました。
「紙のパッケージで折り紙ができそう!」と早速鶴を折る人。
「チーズケーキの袋でチーズケーキをつくったらどうかな?」と、パッケージからヒントを得た様子。
キットカットの色とりどりのパッケージを並べるだけでも面白いですが、同じ種類のパッケージを円状に広げてみると、全く違う表情に。
お城のような、壮大な造形を黙々と作るグループ。「イソギンチャクです。」とのこと。
「組み合わせてロボットをつくろう」とはさみを使って、容器を自由自在につなげていきます。最終的に何ができるかは、つくる人も分からない、お楽しみ。

パッケージの種類によって違う高さを活かした、建築物の模型のような作品。
「キットカット」のパッケージを使って、立体的な箱を作った人も。

配られたタブレットを使って、撮影をしていきます。
寄りで撮ってみたり、覗き込んでみたり。同じものを撮影しても、撮影方法を変えるだけで違った印象になります。

夢中になって作業をしているとあっという間に時間が経っていました。
作業の後は全体で、撮った写真の振り返り。
写真を撮った生徒さんに大月さんが「何でこうしようと思ったの?」と尋ねます。「色とりどりだったから、合わせてみたらきれいかなと思って」と、生徒さん。
自分にはなかった発想の写真が次々と紹介され、「それぞれ見ている箇所が違っていました」と生徒の皆さんも驚いたようです。

 

ワークショップを通して伝えたいこと

大月さんは最後に、今回のワークショップが持つ意味を伝えます。
「ひとつのものから、いろんなものができる。同じものを使ってもみんな違う表現をする。それぞれの個性を知ることはとても大切です。それは、考えの認め合いにもつながっていきます。」
1人ではできないことも、大勢集まればいろんな見方で物事を捉えることができる。そうすれば大きな課題も乗り越えられるかもしれない、と少し希望が持てたような気がしました。

ネスレ日本株式会社の吉永さんは、今回のワークショップを環境問題に関心を持つきっかけにしてほしいといいます。
「環境問題は、次世代にも関わる問題です。まさにこれからの社会を支える次世代の子どもたちに、興味を持ってもらいたいと考えています。今回のワークショップだけでなく、普段の生活の中で、アクションをしてみてほしいですね。
ネスレでは、オフィスでコーヒーを飲むときの使い捨て紙カップを、マイカップ・マイボトルに変えました。ゴミを減らせただけでなく、マイカップに入れることで、今までよりコーヒーが美味しくなったんです。このように、環境にやさしいアクションは我慢をして取り組むのではなくて、ポジティブに取り入れていくことが大切だと思いますね。」

今回、詰め替えパックや包装紙といった、普段はあまり注目することがなかったものから沢山の発想が生まれました。何気ない日常、身の回りにあるものを今一度見つめてみると、新しい発見があるかもしれません。
皆さんも自由な発想で、楽しみながら、環境にやさしいアクションをしてみませんか?

 

【参考URL】
ネスレのサステナビリティ

地球のためにネスレのコミットメント

ネスカフェエコ&システムパックのひみつ

#NescafeOurPlanetプロジェクト

 

インタビュー・文 /北村胡桃 写真/中川聡子

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