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多世代で一緒に!楽しくビーチクリーン!
走りながらごみを拾うスポーツ、プロギングイベントを開催しました!

みなさんは、「海洋プラスチックの量が、2050年には魚の量を超える」と言う予測を知っていますか?そんな深刻な問題に関心を持ってもらおうと、今年度、神戸市環境局では、プラスチックごみを使ったアート作品を制作します。
2021年10月30日に須磨海岸で行われたステンスワンプロギングでは、プラごみアート作品に使用する海洋プラスチックごみを中心にビーチクリーンを行いました。今回は、当日の様子をレポートします。

 

プロギングとは、北欧発祥のゴミ拾いとジョギングを合わせた、地球にやさしいスポーツのこと。
ゴミの重さと走った距離で競います。

 

イベント当日は、約50名の参加がありました。小学生、高校生、大学生といった学生さんや、親子や夫婦で参加される方も。多世代の方が、ビーチクリーンに関心を寄せていることがうかがえます。

 

―イベントスタート!

ワタナベフラワーさんの息ピッタリの司会でイベントがはじまりました。

海洋プラスチックごみの現状、プロギングのルール説明が続きます。今回は海洋プラスチックごみを重点的に集めるため、海洋プラスチックごみを多く集めると得点が高くなります。
会場の4か所には、「スポチャレポイント」が設置されました。スポチャレポイントでは、片足立ちや立幅跳びなどのゲームの条件にクリアしたらポイントがもらえます。グループに分かれ、グループメンバーの平均点で競います。

記念撮影をして、1時間のプロギングがスタート。「どこに行けばゴミが沢山あるだろう?」「まずはスポチャレポイントから稼ぐ?」などと、作戦を話し合っている様子。

遠くから見ると一見、きれいな砂浜に見えますが、よくよく見てみると、砂に交じって色とりどりの海洋プラスチックごみが見つかります。ペットボトルのキャップなどの形がそのままのものもありますが、海に長年漂い小さな欠片になって原形が何だったのか分からないものが沢山。砂浜に当たり前に人工的な色のプラスチック片があるという現実は、私たちが思う以上に海はプラゴミであふれているのだと感じさせます。

必ずしも、ぽい捨てしたゴミだけではない、生活の中で何気なく使っているさまざまなプラスチック製品が、海に何らかの形で流れ着いているようです。ゴミ拾いはもちろん、プラスチックを使う私たちにできること、を考えていく必要があります。

 

―結果は・・・?

競技時間が終了したら、グループごとに重さや走った距離を記録していきます。スポチャレポイントでたくさんポイントを稼いだチームも多く見られました。
優勝は、Dチーム!あたたかい拍手とともに、優勝チームには、竹の歯ブラシが贈られました。さらに、ワタナベフラワーが特に頑張っていた参加者を発表。一生懸命走って距離を稼ぎながらゴミを拾っていた方が選ばれ、環境に優しく折りたためて邪魔にならず、気軽に持ち運べるマイカップが贈呈されました。

―参加者へインタビュー

イベントに参加してどんな感想を持ったのか、参加者の皆さんに聞いてみました。

 

◎クラブ活動の一環で参加していた、神戸の高校生。

「波が打ち付けられた場所に、よく見ると沢山のプラスチックごみを見つけました」プラスチックごみが沢山見つかる場所を発見したようです。

 

◎SNSでイベントのことを知って、親子3代で参加されたそう。

「子どもたちも楽しかったようです。タバコが多かった印象ですね」

 

◎地球温暖化をテーマに活動する団体として参加した大学生は、これからの活動のヒントになったようです。

「初めて参加しましたが、楽しかったです。これからもこういった環境に優しいイベントに参加して、発信していきたいと思います。」

 

◎会社仲間と参加した女性は、イベント感覚のビーチクリーンを楽しんだ様子。

「イベントに参加するのが好きで、いつもSNSをチェックしています。このイベントもSNSで知りました。グループで他の人と交流できて面白かったです。」

「もともと、ボランティアをしてみたくて。誘われて面白そうだなと思って参加しました。」

 

◎ご夫婦で参加された方は、須磨海岸の印象が変わったのだそう。

「須磨海岸はなじみのある場所。ストローやコンビニのゴミ、花火の燃え残り・・。きれいなイメージでしたが、生活のゴミがたくさんありました。」

「ゴミを拾うのに集中してしまって走るのを忘れてました。走るのと拾うのを一緒にやるのは難しいですね。」

 

今回のイベントは、多様な世代の方が参加され、世代を超えた交流も生まれました。参加者の皆さんは、楽しむだけでなく、ゴミの問題について様々なことを感じられたようです。イベントをきっかけに、参加者の皆さんそれぞれの生活に少し変化が生まれたら嬉しいな、と思います。

インタビュー・文 /北村胡桃 写真/ おはな

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