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最終更新日:2023年9月18日
海のプラスチックごみアート
20XX年、プラノザウルス上陸!
突然、海から謎の恐竜が現れた。
海を汚し続ける人間に怒り、悲しみ、海のプラスチックごみから生まれた恐竜の名はプラノザウルス。もし、このまま神戸の街に上陸すれば大変なことになってしまう。プラノザウルスの上陸を止めるために、わたしたちは何をすればいいのだろうか。
【制作プロセス】
「もし、海のプラスチックごみから突然変異して生まれた恐竜が神戸に現れたらどうする?」 そんな発想から生まれた、海のプラスチックごみアート「20XX年、プラノザウルス上陸!」は、実際に須磨海岸や神戸港など、神戸の海に漂着したプラスチックごみや流木を集めて作ったアート作品です。骨格には廃棄予定だったイベント資材をレスキューして流用し、大小様々なプラスチック片を着色せずに貼り付けて形成しています。
特定非営利活動法人 神戸海さくら、須喜磨会、日本栄船株式会社をはじめ、多くの市民ボランティアのみなさんにご協力いただき、ビーチクリーンで集めたプラスチックごみを洗浄・選別して使用し、コミスタこうべ(神戸市生涯学習支援センター)の一角を約3ヶ月間アトリエとしてお借りして制作しました。
【鑑賞方法】
できる範囲で、作品に近づいてご覧ください。実際にどんなプラスチック製品が、どんな状態で海に流れこんでいるのかがわかります。経年劣化して白っぽく変色したペットボトルや、ゴシゴシと洗っても汚れが取れないプラスチックも、今回はあえてそのまま使用しています。紫外線でもろくなっている部分もありますので、作品には手を触れないようにお願いします。
「これってもしかして?」「あんなものまで海に?」など、わたしたちが生活で使っているものも、意外なものまでが海のごみになっています。
プラスチックによる海洋汚染の実態を感じていただき、海を守るためにわたしたちがすべきこと、何かできるのかを、友人、家族といっしょに考えてみてください。この作品の写真を撮ってSNSに拡散するだけでも小さな環境活動になります。
このままプラスチックが海に流れこみ続けば、2050年に海のプラスチックごみが魚の重量を超えてしまい※、本当にプラノザウルスが誕生してしまうかも知れません。
【展示スケジュール】
● 2024年2月2日(金)~未定
神戸空港ターミナルビル 1階到着ロビー
● 2024年1月16日(火)~2月1日(木)
こべっこランド(神戸市兵庫区上庄通1丁目1−43)
● 2023年11月1日(水)~2024年1月15日(月)
神戸空港ターミナルビル 1階到着ロビー
● 2023年10月25日(水)~10月31日(火)
兵庫県立兵庫津ミュージアム ひょうごはじまり館 1階エントランスホール
● 2023年10月16日(月)~10月24日(火)
神戸空港ターミナルビル 1階到着ロビー
● 2023年10月15日(日)
Suma豊かな海フェスタ2023
須磨海岸(JR須磨駅南側)
Suma豊かな海プロジェクト2023 Website
https://sumaurasuisan.jp/yutakanaumiproject2023/
● 2023年7月1日(土)~10月14日(土)
神戸空港ターミナルビル 1階到着ロビー
● 2023年5月10日(水)~6月30日(金)
神戸市役所1号館 1階ロビー
● 2023年3月9日(木)~5月9日(火)
神戸市立ふたば学舎(神戸市長田区二葉町7丁目1-18)
1階 展示スペース
● 2023年1月15日(日)~3月8日(水)
KIITO(デザインクリエイティブセンター神戸)
2階 三宮図書館前
● 2023年1月14日(土) 13:00~16:00
ひょうごユースecoフォーラム
KIITO(デザインクリエイティブセンター神戸)
1階 ギャラリーA
【海洋プラスチックごみ集めにご協力頂いた企業・団体】
● 監修/神戸市環境局
● 企画/一般社団法人オンド
● 制作/TEAM ONDO(家崎 美明、中川 聡子、坂本 友里恵、木谷 奨吾、小畦 雅史)
● 制作協力/特定非営利活動法人 神戸海さくら、 須喜磨会、 日本栄船株式会社、 市民ボランティアのみなさん、 コミスタこうべ、 神戸市建設局
TEAM ONDO (チーム・オンド)
あづま資源回収ステーション制作を手がけた、一級建築士、木工職人、デザイナーなど、5人のクリエイターで構成する制作チーム。ワークショップ企画・運営からアート制作まで、リユースやDIYを織り交ぜ、柔軟な発想で社会課題解決にチャレンジします。 (家崎 美明、中川 聡子、坂本 友里恵、木谷 奨吾、小畦 雅史)
2021年度 海洋プラスチックごみアート『マキコムプラごみ水族館』
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